こんにちは、まるむと申します。
今回は、著者 藤井 孝一 の下記の本を読みましたので紹介いたします。
本のタイトルは、
「読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方」
です。
著者は読書を人生の糧にしてきた方であり「読書は最強のメンター」だといいます。
そんな著者の読書観のすべてが、こちらの本には詰まっています。
この本で「読後のアウトプット」を強烈に意識して、読書する重要性を学べます。
- 効率のいい読書を習慣化したい方
- ビジネス書をたくさん読みたい方
- 読書後のアウトプットの方法を学びたい方
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著者と著書の情報
著者 | 藤井 孝一 |
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著書 | 「読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方」 |
発売日 | 2019/10/2 |
本の長さ | 187ページ |
出版社 | 三笠書房 |
ホームページ | https://www.kfujii.com |
ツイッター | @koichifujii |
何が書いてあったか
ただ漠然と本を読み進めるのではなく、「読書後に何をするか」で1冊の本から得られるリターンは、何十倍にもなる。
著書は、読むだけ読書ではなく、自分の思考や行動を磨くような読書を実践することで、
人生という場で大いに役立ててきたそうです。
本との接し方、読書するときの心構え、読後のアウトプットの具体的な方法などが紹介されています。
アウトプットとは次の3つのことを言います。
- 話す
- 書く
- 行動する
本を読んだら、人に話すことで記憶に残りやすくなる。また、その本の何を理解して何を理解していないかが、よくわかる。
本を読んで内容を書くとより深く理解する手助けになる。
本の内容を自分の行動に取り入れる、これが1番のアウトプットです。
ビジネス書は読むだけでは意味がなく、行動して本を自分のものにできる。
アウトプットすることで読んだ本は、より「役立つもの」「付加価値のあるもの」に変わる。
1冊の本はいつまでもあなたの中に生き続けると著者は言います。
何を学んだか
読んでいて特に強く共感した部分が3つありました。
著書の目次を挙げると
- 読書についての「4つの誤解」
- できる人は、例外なく「要約力」を鍛えている
- 「前書きの最初の3行」で買う本を選べ
読書についての「4つの誤解」
著書がいう誤解は次の4つです。
- 本は最初から最後まで、すべてを読まなくてはいけない
- 前から後ろに読まなくてはならない
- 本を汚してはならない
- 本はいつでも読める
誤解として書かれているので逆の解釈が正解です。
本は全部読むなくていい、
前から読むなくていい、
本に書き込み汚していい、
本にも旬がある。
まるむがブログで紹介している、「絶対に実行するべき読書法5選」の内容と一緒でした。
読書家のプロが実践しているということがわかり嬉しくなりました。
できる人は、例外なく「要約力」を鍛えている
要約力を鍛えないとビジネスの世界では成功できない。という部分が心に響きました。
要約力とは話の要点を瞬時に3~5つのポイントにまとめる力で、
本を読んで要約することもアウトプットの1つです。
簡単にできることではないが、訓練すれば誰でも身につけられるという。
練習方法として最適なのは、やはり「読書」だ。
この項目で何が言いたいか、この章で何がいいたいかを、意識しながら読む。
要点になりそうな部分を考えて読書することがすごく大切。
要約するというアウトプットは、自分の仕事力を伸ばしてくれると著書はいいます。
「まえがきの最初の3行」で買う本を選べ
まえがきは最初の3行が命で、そこでピンと来なければその後もピンとこないと著書は断言しています。
この項目では、いい本を選ぶコツが書かれていました。
本をたくさん読むと、全部読まなくてもそれがどのような本なのか見抜けるようになるようです。早くその域に達したいものです。
立ち読みなど買う決めてになるポイントは以下の4つ。
- 著書プロフィール
- 目次
- 前書き
- 本文に使える情報はあるか
この本は自分のためになりそうか、ということを上記の4つ調べて買うかどうかの判断基準
にする。
書店で本を選ぶときから読書の準備は始まっているんだなと思いました。
まとめ
読書はアウトプットありきということを著書を通じて痛感。
ただの読書で終わらせるのではなくその本の価値を何十倍にもすることができるからである。
アウトプットをしない読書は、時間がたてばその内容を忘れてしまうため、時間もお金も
無駄にするということを再認識した。
著者も本の中から1つ、自分の行動に取り入れて行動が変われば十分と言っている。
1冊書かれている内容からすべてを学ぼうとするのではなく、
自分の行動を変えるヒントはないかと本を読み進めようと思う。
読書におけるアウトプットの重要性を学びたい方には是非おすすめの1冊です。